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2010年03月05日

●ヒカルの碁[完全版]第19巻 / 作・ほったゆみ 画・小畑健(集英社)

ヒカルの碁[完全版]18巻です。
今回の表紙は爽やかな新緑が目にまぶしい、
ヒカルとあかりのツーショット。
風に舞う写真に映し出された中学生活の思い出の日々。
ちょうど今の卒業シーズンにぴったり。
過ぎ去った日々を通り過ぎる風で表したような美しいイラストです。

hikago18_cover1.jpg

カバーを開くとこんな感じ
hikago18_2.jpg

今回はこの美しい緑色を出すための制作裏話を。

通常、ヒカルの碁[完全版]は、肌色や赤系色を美しく出すために、
プロセス4c(CMYK)+特色蛍光ピンクの5色刷りなのですが、
それだと今回のような美しい緑はどうしてもくすんでしまい、
残念ながらうまく再現することはできないのです。
で、どうすればこの緑色を美しく再現することができるか?

それは、特色蛍光グリーンをプラスすることにより問題は解決できます。

しかし、この本は仕組み的に5色刷りと決まっているので、
プロセス4c(CMYK)+特色蛍光グリーンに変更し、
蛍光ピンク(=肌色、赤系色の発色の良さ)をあきらめなければなりません。

とりあえず、どれくらいの肌のくすみに抑えられるのか?
そのくすみかたは果たして許容範囲なのか?
色校正時に以下のように実験的に2種校正をとることにしました。

A.通常通り肌色の発色重視のCMYK+特色蛍光ピンクver.
B.肌などの発色をあきらめ緑色の発色重視のCMYK+特色蛍光グリーンver.

で出してみた結果はまあ予想通りに、

A.CMYK+特色蛍光ピンクver.…肌はキレイだが、緑はくすんで爽やかさがない。
B.CMYK+特色蛍光グリーンver.…緑は非常に美しいが、肌色がくすんで見える。

こちらを立てればあちらが立たず…。
あちらを立てればこちらが立たず…。

で、結局どうしたかというと…、



集英社の制作さんに頼み込んで、今回のみ特別に、
CMYK+特色蛍光ピンク+蛍光グリーンの計6色刷りにしてもらいました(笑)!
ありがとうございます~!

というわけで今回も原画通りの美しい色を超再現です!

そんなこだわりの完全版をぜひ!

詳しくはこちらの「ヒカルの碁完全版サイト」へ。

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